熊本で、被災マンション復興を目指すシンポジウム開催 11月11日、熊本大学で

2017.11.01 防災の取り組み

日本マンション学会は、11月11日(土)被災地熊本・熊本大学で、被災マンションの復興を考察するシンポジウムを開く。熊本市との共催で、後援は、全管連、日本マンション管理士会連合会、マンション管理業協会、熊本大学、朝日新聞熊本総局。NHK熊本放送局、熊本放送。

熊本地震から1年半余がたったが、全壊19棟のほか、一部損など600を超えるマンションが被災した。被災の大きさに、管理組合の対応が追い付ないなどで、復旧は遅れている。 こうした現状を踏まえ、シンポでは、熊本県マンション管理組合連合会の稲田雅嘉副会長、古賀一八福岡大学教授が、被災マンションの復旧工事の実際を報告するほか、萩原孝次・宮城県マンション管理士会副会長、久保依子・大和ライブネクスト部長の救援状況の報告、折田泰宏・マンション学会・熊本地震特別研究委員会委員長、小林秀樹・マンション学会元会長・マンション解消制度特別研究会委員長が、それぞれの研究成果を発表する。

昨年4月の熊本地震以来、マンション学会では、現地でのシンポジウムを計画してきたが、現地での協力態勢などが整い、ようやく実現した。

入場は無料。熊本大学黒髪北キャンパス、全学教育棟C301教室が会場。大学正門から、熊本大学の学生などが、会場案内する予定。
参加申し込みなどは、マンション学会のweb参照。

http://www.jicl.or.jp/newslist/

(全管連会長 川上湛永)